はじめに
私は現在、年金を受給しています。
先日、ファイナンシャルプランナー(FP)の先生による年金セミナーを受講し、「もっと早く知っていればよかった」と思うことがたくさんありました。
年金は65歳から受け取るものと思っている方も多いかもしれませんが、健康で働ける方の中には、受給開始を遅らせる「繰下げ受給」という選択肢もあります。
もちろん、どの受給方法が正解ということではありません。
大切なのは、自分の暮らし方や健康状態、働き方に合った選択をすることです。
今回は、FPセミナーで学んだ内容と、私自身が感じたことをご紹介します。
年金は65歳から受け取るだけではない
老齢基礎年金・老齢厚生年金は、原則として65歳から受け取れます。
しかし、受給開始を遅らせる「繰下げ受給」を選ぶこともできます。
繰下げると、受給額が増える仕組みです。
受給開始年齢による増額の目安
| 受給開始年齢 | 年金額の目安 |
|---|---|
| 65歳 | 100% |
| 66歳 | 約108.4% |
| 67歳 | 約116.8% |
| 68歳 | 約125.2% |
| 69歳 | 約133.6% |
| 70歳 | 約142.0% |
※1か月繰り下げるごとに0.7%増額されます。
例えば70歳まで繰り下げると、65歳から受け取る場合より42%多く受け取れる計算になります。
わたしも迷いましたが、退職を機に受給始めました。
65歳以降も働くという選択
セミナーで印象に残ったのは、「働けるうちは働く」という考え方でした。
健康に自信があり、働くことが好きな方であれば、65歳以降も仕事を続けることで収入を得られるだけでなく、厚生年金に加入している場合は、その期間が将来の年金額に反映される可能性があります。
収入があることで、年金をすぐ受け取らなくても生活できる方もいるでしょう。
こうした働き方も、一つの選択肢だと感じました。
在職老齢年金の制度も知っておきたい
以前は、「働きすぎると年金が大きく減る」と心配する声をよく聞きました。
しかし制度は見直されており、働きながら年金を受け取りやすい環境になっています。
制度は改正されることがありますが、最新の情報を確認すると、「昔聞いた話」と現在の制度が違う場合もあります。
年金について考えるときは、古い情報だけで判断しないことが大切だと感じました。
繰下げ受給にはメリットだけでなく注意点も
年金額が増えることは大きな魅力です。
しかし、誰にでも繰下げ受給が向いているわけではありません。
例えば、
- 早く年金が必要な方
- 健康面に不安がある方
- 家族の状況を考慮する必要がある方
など、それぞれ事情は異なります。
「年金が増えるから絶対に繰り下げた方がよい」というものではなく、自分に合った選択が何より大切だと思います。
私が感じたこと
FPセミナーを受講して感じたのは、「年金は知らないと損をすることがある」ということでした。
制度は難しく感じますが、少し知識があるだけで選択肢が広がります。
私自身はすでに年金を受給していますが、これから受給を迎える方には、ぜひ一度、ご自身の年金について調べたり、年金事務所や専門家へ相談したりしてほしいと思います。
人生100年時代と言われる今、年金は老後の生活を支える大切な制度です。
自分に合った受給時期を考えながら、安心して毎日を過ごせるよう準備していきたいですね。
まとめ
年金は「65歳になったら受け取る」だけではありません。
法繰下げ受給や、働きながら年金を受け取る方など、さまざまな選択肢があります。
どの方法が自分に合っているかは、人それぞれです。
私もFPセミナーで学び、「知っていること」の大切さを改めて実感しました。
この記事が、これから年金について考える方の参考になればうれしいです。
※この記事は2026年7月時点の制度をもとに作成しています。制度は変更される場合がありますので、最新の情報は日本年金機構などの公的機関でご確認ください。
なお、この記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の受給方法については年金事務所やファイナンシャルプランナーなどの専門家へご相談ください。


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