はじめに
「将来のために資産運用を始めたいけれど、何から始めればいいかわからない。」
そんな方に今もっとも注目されている制度が新NISAです。
銀行に預けていても金利はわずかで、物価は少しずつ上がっています。そのため、お金を「貯める」だけでなく「育てる」ことが大切な時代になりました。
私自身も2024年から新NISAを活用し、毎月5万円の積立投資を続けています。
運用を始めた当初は、値動きに一喜一憂することもありました。しかし、「長期・積立・分散」を意識して続けたことで、現在(2026年時点)では約2年3か月の運用期間で、年率に換算すると約7%程度の運用成果となっています。
投資に絶対はありませんが、短期間でも慌てずに積み立てを続けることの大切さを実感しています。
もちろん投資に絶対はありませんが、長期・積立・分散投資の大切さを実感しています。
この記事では、これから資産運用を始める方に向けて、
- 新NISAとは何か
- 証券会社の選び方
- 投資信託と株式投資の違い
- 初心者におすすめの運用方法
について、できるだけわかりやすく解説します。
なぜ今、新NISAが注目されているの?
通常、株式や投資信託で利益が出ると約20%の税金がかかります。
しかし、新NISAでは一定の投資枠内で得た利益や配当金が非課税となるため、利益をそのまま資産形成に活かすことができます。
さらに新NISAは非課税で保有できる期間に制限がなく、長期で資産を育てたい方にとって非常に使いやすい制度となりました。
初心者が資産運用を始めるなら、まず最初に検討したい制度と言えるでしょう。
初心者に人気の証券会社は「SBI証券」と「楽天証券」
新NISAを始めるには、まず証券会社で口座を開設します。
その中でも利用者が多いのが、SBI証券と楽天証券です。
| 比較項目 | SBI証券 | 楽天証券 |
|---|---|---|
| 人気 | ★★★★★ | ★★★★★ |
| 投資信託の種類 | 非常に多い | 非常に多い |
| クレジットカード積立 | 対応 | 対応 |
| ポイント投資 | Vポイント・Pontaポイントなど | 楽天ポイント |
| おすすめの人 | 幅広いサービスを利用したい人 | 楽天経済圏を利用している人 |
どちらを選んでも大きな差はありません。
普段から楽天市場や楽天カードを利用している方は楽天証券が便利ですし、幅広いサービスやポイント制度を活用したい方にはSBI証券がおすすめです。
私自身も、手数料や取扱商品の豊富さから証券会社を選ぶことが、長く資産運用を続けるうえで大切だと感じています。
投資信託と株式投資の違い
資産運用を始めようと思ったとき、多くの方が迷うのが
「投資信託と株式は何が違うの?」
という点です。
それぞれ特徴があります。
| 投資信託 | 株式投資 |
|---|---|
| 少額から始めやすい | 企業へ直接投資する |
| プロが運用する | 自分で銘柄を選ぶ |
| 分散投資しやすい | 値動きが大きい場合がある |
| 初心者向き | 中級者以上にも人気 |
投資信託は、多くの企業へまとめて投資する仕組みになっているため、一つの会社の業績に左右されにくい特徴があります。
一方で株式投資は、自分で企業を選び、値上がり益や配当金を狙う投資方法です。
どちらにもメリットがありますが、投資初心者であれば、まずは投資信託から始める方が安心でしょう。
投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」がある
投資信託には大きく分けて2種類あります。
| インデックスファンド | アクティブファンド |
|---|---|
| 指数に連動する運用 | 指数を上回る運用を目指す |
| 手数料が低い | 手数料が高め |
| 長期投資向き | 短期〜中長期向き |
| 初心者に人気 | 運用会社の実力が重要 |
インデックスファンドは、日経平均株価や世界株式指数などに連動する運用を目指すため、運用コストが低く、長期投資との相性が良いとされています。
一方、アクティブファンドは市場平均を上回る成果を目指しますが、その分運用コストも高くなります。
私自身も長く積立投資を続ける中で、手数料の低いインデックスファンドを中心に資産形成を行ってきました。
その結果、大きな相場の変動があっても焦らず積み立てを続けることができました。
日本株と米国株、それぞれの特徴を知ろう
投資を始めると、「日本株と米国株のどちらを選べばよいの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
実は、どちらにもメリットがあり、どちらか一方だけではなく、両方に分散して投資するという考え方もあります。
| 項目 | 日本株 | 米国株 |
|---|---|---|
| 投資先 | 日本企業 | アメリカ企業 |
| 配当金 | 比較的高めの企業が多い | 成長を重視する企業が多い |
| 株主優待 | ある企業が多い | 基本的にない |
| 成長性 | 安定した企業が多い | 世界的企業が多く成長期待が高い |
日本株には、配当金や株主優待を楽しめる企業が多くあります。一方、米国株は世界的な企業が多く、長期的な成長が期待される市場として人気があります。
私は投資信託を中心に積み立てていますが、資産を一つの国だけに集中させず、日本や先進国、新興国など幅広く分散することを意識しています。
将来どの国の経済が最も成長するかを予測することは難しいため、一つに絞るよりも、幅広く投資するほうが安心感につながると考えています。
1株から始められる「S株(単元未満株)」という選択
「株式投資は100株買わないといけない」と思っている方も多いかもしれません。
しかし現在では、多くの証券会社で**S株(単元未満株)**などのサービスがあり、1株から購入できます。
例えば、株価が3,000円の会社なら、通常は100株で約30万円必要ですが、S株なら約3,000円から購入できます。
私は投資信託で積立を続けながら、日本を代表する企業については、まず1株ずつ10銘柄を購入しました。
実際に株主になることで、その会社のニュースや決算発表にも興味を持つようになり、経済や企業の動きを身近に感じられるようになりました。
初心者の方にとっても、「まずは少額で体験してみる」という意味で、S株はとても始めやすい投資方法だと思います。
1株でも配当金は受け取れる?
答えは****「はい」です。
企業が配当金を出している場合、基本的には保有株数に応じて受け取ることができます。
例えば、1株あたり100円の配当金を出す企業なら、
- 1株保有 → 100円
- 10株保有 → 1,000円
- 100株保有 → 10,000円
というように、保有株数に応じて配当金が増えていきます。
もちろん配当金は企業の業績などによって変わることがありますが、少額から配当金を受け取る経験ができることも、S株の魅力の一つです。
長期・積立・分散投資が資産形成の基本
資産運用では、「どの銘柄を買えば一番儲かるのか」ということばかりに目が向きがちです。
しかし、多くの専門家が重要だと考えているのは、
- 長期投資
- 積立投資
- 分散投資
この3つです。
私は2024年から毎月5万円の積立投資を続けています。
投資先も一つの商品に集中するのではなく
- 国内株式
- 国内債券
- 国内REIT
- 先進国株式
- 先進国債券
- 先進国REIT
- 新興国株式
- 新興国債券
- 新興国REIT
- コモディティ
というように、複数の資産へ分散しています。
もちろん、これが唯一の正解というわけではありません。
しかし、どの資産が好調でも不調でも、資産全体への影響を抑えやすいという安心感があります。
また、相場が下がったときも慌てて売却せず、毎月同じ金額を積み立て続けることで、高いときには少なく、安いときには多く購入できる「時間分散」の効果も期待できます。
複利の力を味方につけよう
「複利は人類最大の発明」とも言われるほど、資産運用では大切な考え方です。
複利とは、運用で得られた利益を再び投資に回すことで、その利益にもさらに利益が生まれる仕組みです。
例えば、毎月5万円を年利7%(※将来の利益を保証するものではありません)で積み立てた場合の一例です。
| 運用期間 | 積立元本 | 運用資産(目安) |
|---|---|---|
| 10年 | 約600万円 | 約860万円 |
| 20年 | 約1,200万円 | 約2,600万円 |
| 30年 | 約1,800万円 | 約6,100万円 |
※上記は一定の条件で試算したシミュレーションであり、実際の運用成果を保証するものではありません。
運用期間が長くなるほど、利益が利益を生む複利の効果が大きくなります。そのため、新NISAは「短期間で利益を狙う制度」ではなく、「長く続ける制度」と考えることが大切です。
私が2年3か月運用して感じたこと
私は2024年から毎月5万円を積み立て、現在も継続しています。
投資先は一つの商品に集中せず、国内・先進国・新興国の株式や債券、REIT、コモディティなどに分散しています。また、日本の主要企業については、S株(単元未満株)で1株ずつ10銘柄を購入しました。
運用を始める前は、値動きが気になって毎日資産額を確認していました。しかし、続けていくうちに、一時的な値動きよりも「長く続けること」の大切さを実感するようになりました。
現在は運用開始から約2年3か月で、年率換算すると約7%程度の運用実績となっています。ただし、これは将来の利益を保証するものではなく、投資には元本割れのリスクもあります。
だからこそ、焦って売買を繰り返すのではなく、自分が決めたルールを守りながら積み立てを続けることが、資産形成への近道だと感じています。
初心者におすすめの積立シミュレーター
資産運用を始める前に、将来の資産額をイメージしておくことも大切です。
おすすめのシミュレーターは次の3つです。
- 金融庁「つみたてシミュレーター」
- 積立金額や運用期間を入力するだけで簡単に試算できます。
- SBI証券「積立かんたんシミュレーション」
- 積立額や想定利回りを入力して資産形成のイメージを確認できます。
- 楽天証券「積立かんたんシミュレーション」
- 初心者にも分かりやすい画面で将来の資産額を試算できます。
シミュレーターはあくまで目安ですが、「毎月5万円を20年続けたらどうなるか」といった具体的なイメージが持てるので、モチベーション維持にも役立ちます。
◆詳しく試算したい方は、金融庁の資産運用シミュレーションや、SBI証券の積立シミュレーションを利用すると、将来の資産額を簡単に確認できます。
まとめ
新NISAは、これから資産形成を始めたい方にとって心強い制度です。
今回ご紹介したポイントをもう一度振り返ると、
- SBI証券と楽天証券はどちらも初心者におすすめ
- 投資信託は初心者でも始めやすい
- インデックスファンドは長期投資と相性が良い
- S株なら1株から株式投資を始められる
- 配当金は1株からでも受け取れる
- 長期・積立・分散投資が資産形成の基本
- 複利の力を味方につけることが大切
私自身もまだ運用歴は2年3か月ですが、毎月5万円の積立をコツコツ続けることで、資産運用は特別なものではなく「日々の習慣」なのだと実感しています。
これから新NISAを始める方も、無理のない金額からスタートし、自分のペースで資産形成を続けてみてはいかがでしょうか。


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