はじめに

若い頃の私は、買う予定がなかった物でも「いいな」と思うと、つい購入してしまうことがよくありました。
新しい便利グッズや、お得そうな商品を見ると心が動き、「今しかないかも」と思って買ってしまうことも少なくありませんでした。
でも60代になった今、買い物に対する考え方は大きく変わりました。
今回は、物を増やさない暮らしを意識するようになって感じたことをお話ししたいと思います。
「本当に必要?」と考えるようになった
今では、何か欲しいと思っても、すぐには買いません。
まず自分に問いかけるのは、
「これは本当に必要なのかな?」
ということです。
一度立ち止まって考えるだけで、「なくても困らないかもしれない」と思うことが増えました。
不思議なことに、そのまま買わずに過ごしても、後から欲しくなることはほとんどありません。
テレビショッピングを見ても冷静になった
テレビショッピングを見ると、「便利そう」「使ってみたい」と思う商品に出会うことがあります。
以前なら、その勢いで注文していたかもしれません。
でも今は、定期購入の商品を見ると、
「初回は安くても、この先も本当に必要だろうか」
と考えるようになりました。
お得に見える商品でも、続けることまで考えると、買わないという選択ができるようになったのです。
▶「財布の中を整理して気づいたこと|お金の使い方を見直した小さな習慣」
NISAを始めて、お金の使い方も変わった
私にとって大きな変化だったのが、NISAを始めたことです。
以前なら商品を一つ買っていたお金も、
「このお金で投資信託や株を少し買えば、未来の自分への贈り物になるかもしれない」
そんなふうに考えるようになりました。
もちろん、欲しい物を我慢しているわけではありません。
本当に必要な物にはお金を使います。
でも、「今だけの満足」と「未来の安心」を比べるようになったことは、自分の中で大きな変化でした。
断捨離で気づいた、心地よい暮らし
少しずつ断捨離を続けたことで、家の中は以前よりずいぶんスッキリしました。
決しておしゃれな部屋ではありません。
どちらかというと、少し殺風景かもしれません。
それでも、物があふれていた頃より、今のほうが気持ちはずっと落ち着いています。
探し物も減り、掃除もしやすくなり、家で過ごす時間が以前より心地よく感じられるようになりました。
「物が少ない」というだけで、こんなにも心が軽くなるとは思っていませんでした。
テレビを見る時間も変わった
以前は何となくテレビをつけて、流れている番組をそのまま見ていました。
でも今は、自分が本当に見たい番組だけを楽しむようになりました。
例えば、
- 『相棒』
- 大河ドラマ『豊臣兄弟!』
- 『笑点』
- 朝ドラ『風、薫る』
- 『プロジェクトX』
気になる番組だけを見るようになると、時間の使い方にもメリハリが生まれました。
買い物だけでなく、時間も「本当に大切なもの」を選ぶようになった気がします。
まとめ
60代になって変わったのは、物欲が減ったことだけではありません。
物を選ぶこと、お金を使うこと、時間を使うこと。
どれも「自分にとって本当に必要か」を考えるようになりました。
たくさん持つことが豊かさではなく、自分に必要な物だけに囲まれて暮らすことも、十分に豊かな暮らしなのだと感じています。
これからも無理をせず、自分らしいペースで、小さく豊かな暮らしを続けていきたいと思います。


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