はじめに
大相撲といえば、土俵の上で力士が熱戦を繰り広げる姿が主役です。しかし、その舞台を支えているのが「裏方さん」と呼ばれる多くの人たちです。
私は相撲を見始めた頃、力士ばかりに目が向いていました。しかし観戦を続けるうちに、行司や呼出、床山などの仕事にも自然と目が向くようになりました。
裏方さんの役割を知ると、「こんな仕事まであるんだ」と驚くことも多く、相撲観戦がさらに楽しくなります。
今回は、大相撲を支える代表的な裏方さんの仕事をご紹介します。
行司は勝負を裁く大切な役割

行司は、取組を進行し、勝敗を判定する重要な存在です。
軍配を持ち、
- 力士を呼び上げる
- 立ち合いを見守る
- 勝者に軍配を上げる
という役割を担っています。
行司には階級があり、上位になるほど装束も豪華になります。
テレビ中継ではあまり意識しないかもしれませんが、落ち着いた所作や美しい着物にも注目すると、大相撲ならではの伝統を感じられます。
呼出は土俵を支える縁の下の力持ち
呼出は、観客にはあまり目立たない存在ですが、大相撲には欠かせません。
主な仕事は、
- 土俵作り
- 力士の呼び上げ
- 懸賞旗を持って歩く
- 取組の合間に土俵を整える
などです。
特に独特の節回しで力士の名前を呼ぶ姿は、大相撲ならではの風情があります。
本場所では朝早くから準備を行い、一日中会場を支えています。
床山は力士の髷を結う専門職

力士の髷(まげ)は、床山が毎日丁寧に結っています。
関取になると、美しい「大銀杏(おおいちょう)」を結いますが、高い技術と経験が必要です。
力士一人ひとりの髪質や長さに合わせて結うため、まさに職人の仕事です。
引退時の断髪式でも、最後に髷を整えるのは床山の大切な役目です。
裏方さんがいるから大相撲は成り立つ
力士が安心して土俵に上がれるのは、多くの裏方さんの支えがあるからです。
行司、呼出、床山のほかにも、
- 世話人
- 若者頭
- 床山補佐
- 太鼓担当
など、多くの人がそれぞれの役割を果たしています。
華やかな土俵の裏側では、多くの人の努力によって大相撲が支えられていることを知ると、観戦する楽しみも一段と深まります。
※なお、行司・呼出・床山にも階級があり、経験を積みながら昇格していきます。それぞれの世界でも長年の努力が求められる、まさに「相撲を支えるプロフェッショナル」です。
私が観戦していて感じること
最近はテレビ中継でも、呼出や床山が映る場面が増えました。
私は取組だけでなく、力士が土俵に上がるまでの流れや、行司の所作を見るのも楽しみの一つです。
裏方さん一人ひとりが真剣に仕事をしている姿を見ると、「伝統を守ることの大切さ」が伝わってきます。
相撲は力士だけではなく、多くの人の力で成り立っている競技なのだと感じます。
まとめ
大相撲には、力士だけではなく、多くの裏方さんがいます。
行司、呼出、床山など、それぞれが専門の仕事を担い、大相撲の伝統を守っています。
裏方さんの仕事を知ることで、テレビ観戦や会場観戦の楽しみ方も変わってきます。
これから相撲を見るときは、ぜひ力士だけでなく、裏方さんの活躍にも注目してみてください。
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