はじめに
山形県飯豊町にある「白川湖の水没林」。
春の雪解け水で湖の水位が上がる、わずかな期間だけ見ることができる幻想的な景色です。
以前から一度見てみたいと思っていたのですが、2025年5月5日のこどもの日に、家族で訪れてきました。
見頃の終盤でしたが、私たちが見ることができたのは、シロヤナギが若葉を芽吹かせた「緑の水没林」。
エメラルドグリーンの湖面に新緑が映える景色は想像以上に美しく、しばらく時間を忘れて見入ってしまいました。
今回は、実際に訪れて感じた白川湖の水没林の美しさや、周辺を歩いた様子、ランチまで、写真とともにご紹介します。
白川湖の水没林とは?
白川湖の水没林は、春の雪解け水によって湖の水位が上がり、湖岸にあるシロヤナギなどの木々が水没することで、まるで湖の中から木が生えているように見える景観です。
この景色を見ることができるのは、雪解け水で湖が満水になる春の限られた期間だけ。
飯豊町の公式情報では、3月下旬から4月中旬ごろは「白の水没林」、4月中旬から5月中旬ごろは、新緑の「緑の水没林」が見頃とされています。
私たちが訪れた5月5日は、ちょうど緑の水没林を楽しめる時期でした。
「もう見頃が終わっているのでは?」と少し心配していましたが、実際に訪れてみると、若葉をつけたシロヤナギが湖面に映え、とてもきれいでした。
5月5日に見た緑の水没林

ゴールデンウィーク中ということもあり、この日はたくさんの人が訪れていました。
水没林の手前の広場には、たくさんのテントが張られていて、家族や友人同士でキャンプを楽しんでいる人たちの姿も。
湖では、カヌーを楽しむ親子の姿も見かけました。
水没林の中をカヌーで進んでいく様子はとても気持ちよさそうで、湖畔から眺めているだけでも楽しめます。
ところどころには桜も咲いていました。

新緑のシロヤナギ、桜、そしてエメラルドグリーンの湖。
穏やかな湖面が鏡のようになり、木々や空が水面に映り込んでいる景色は、本当にきれいでした。
今回が初めての訪問だったこともあり、しばらくその場から動かずに眺めていたほどです。
水没林の周りを歩いてみました

せっかく来たので、水没林を眺めながら周辺をかなり歩いてみました。
気がつけば、1時間半ほど歩いていました。
「もう少し見ていたい」と思いながら歩いているうちに、自然といい運動にもなっていました。
普段の生活では、景色を見るためだけに1時間以上歩くことはあまりありません。
でも、きれいな景色を眺めながらだと、不思議と歩けてしまうものですね。
ところどころに屋台なども出ていて、ゴールデンウィークということもあり、この日はとても賑やかでした。
自然の中を歩きながら、家族と景色を楽しむ。
それだけでも、十分に楽しい一日になりました。
カヌーやSUPで水没林を楽しむこともできます
白川湖では、水没林の中をカヌーやSUPで進む体験も楽しめるそうです。
私たちは今回は湖畔から眺めるだけでしたが、水面から見る水没林は、歩いて見る景色とはまた違った美しさがありそうです。
実際に、湖では親子でカヌーを楽しんでいる人や、カヌーの体験をしている人たちをたくさん見かけました。
水没林の間をゆっくり進みながら景色を眺めるのは、とても気持ちがよさそうでした。
カヌーやSUPなどの体験をしてみたい方は、事前の予約や最新情報の確認をおすすめします。
夜にはライトアップも
白川湖の水没林では、時期によってライトアップなどのイベントも行われています。
私たちは日中に訪れたため、残念ながらライトアップは見ることができませんでした。
昼間でも十分に幻想的でしたが、夜の水没林はまた違った雰囲気なのでしょうね。
期間限定の「水没林BAR」などが開催されることもあるようなので、次回訪れる機会があれば、昼間とは違った楽しみ方もしてみたいと思っています。
イベントの開催時期や内容は変わることがありますので、訪れる前に公式情報を確認したほうがよさそうです。
水没林を見たあとは、昔ながらの食堂でランチ

水没林をたっぷり楽しんだあとは、車で少し移動して、昔ながらの食堂のようなお店でランチをしました。
私たちが注文したのは、
- ラーメン
- チャーハン
- 野菜炒め
- おしんこ
- ひじきの煮物
がセットになったメニューです。
残念ながら、今となっては値段を正確には覚えていません。
でも、安価でボリュームがあり、食べ応えがあったことは覚えています。
ラーメンとチャーハンだけでも十分そうなのに、野菜炒めやおしんこ、ひじきの煮物までついていて、家族で「結構お腹いっぱいになるね」と話したのを覚えています。
観光地のおしゃれなランチというより、地元の人も利用するような昔ながらの食堂で食べるご飯。
こういう食事も、家族で出かけた日の楽しみの一つです。
料理の写真も撮っていたので、こちらも思い出として残しておきたいと思います。
一度は見てほしい、春だけの絶景
今回初めて白川湖の水没林を訪れましたが、想像していた以上にきれいな景色でした。
湖面から木々が伸びているように見える、不思議な風景。
新緑のシロヤナギとエメラルドグリーンの湖面。
そして風が穏やかなときには、水面が鏡のようになって周りの景色まで映し出されます。
「きれいだね」と家族で話しながら眺めているうちに、時間を忘れてしまいました。
春のほんの短い期間しか見ることができないからこそ、余計に心に残る景色なのかもしれません。
また、たくさん歩いたことで、きれいな景色を楽しみながらいい運動にもなりました。
60代になった今、遠くへ旅行をしなくても、家族と一緒にこうした自然の中へ出かける時間は、とても贅沢なものだと感じます。
美しい景色を見て、たくさん歩いて、おいしいものを食べる。
それだけで、心も体もリフレッシュできた一日でした。
白川湖の水没林・基本情報
場所
山形県西置賜郡飯豊町数馬
白川ダム湖岸公園周辺
見頃の目安
白の水没林:3月下旬~4月中旬ごろ
緑の水没林:4月中旬~5月中旬ごろ
見学について
水没林は春の雪解け水によって水位が上がる時期に見られる、期間限定の景観です。
夏以降は水位が下がるため、同じような水没林を見ることはできません。
周辺の施設
白川温泉いいで白川荘、白川ダム湖岸公園、キャンプ場などがあります。
カヌーやSUPなどの体験もありますが、利用する場合は事前の予約や最新情報の確認をおすすめ
します。
▶最新の見頃やアクセス、イベント情報などは、飯豊町公式サイトでご確認ください。
おわりに
2025年のゴールデンウィークに訪れた白川湖。
「一度見てみたい」と思っていた水没林を、家族と一緒に実際に見ることができました。
見頃の終盤ではありましたが、新緑のシロヤナギが湖面に映る景色はとても美しく、今でも印象に残っています。
1時間半ほど歩きながら水没林を眺め、その後は地元の食堂でお腹いっぱいランチ。
特別なことをしたわけではありませんが、家族と一緒に過ごした、とてもいい一日でした。
春の短い期間しか見ることのできない白川湖の水没林。
山形方面へ出かける機会があれば、ぜひ一度、この季節限定の景色を見に行ってみてはいかがでしょうか。
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