去年の名古屋場所からIGアリーナ2年目で迎えた名古屋場所三日目
今年の名古屋場所は新会場「IGアリーナ」で開催されました。
この日は名古屋市で今年一番となる36.1℃を記録する猛暑。
それでも会場には大勢の観客が詰めかけ、熱気あふれる一日となりました。
十両はベテランと若手が躍動
翠富士が3連勝
心臓疾患の影響で十両まで番付を下げた翠富士ですが、小柄な体を生かした相撲で玉鷲を押し出し、3連勝。
一日も早く幕内へ戻ってきてほしい力士です。
一方の玉鷲は、この日で歴代4位となる通算1796回出場を達成。
鉄人ぶりは本当に見事ですね。
寿之富士も3連勝
欧勝海を寄り切りで下し、こちらも3連勝。
圧力のある相撲に加え、技術もしっかりしていて、新入幕候補として存在感を見せています。
友風が初勝利
これまで11連敗していた竜電に、12回目の対戦で初めて勝利。
解説者も「懸命に白星を取りにいった結果」と話していたのが印象的でした。
炎鵬が復帰後初白星
十両に復帰した炎鵬が、今場所初めて白星を挙げました。
ここから調子を上げていってほしいですね。
幕内前半戦の見どころ
新小結・義ノ富士が新三役インタビュー
義ノ富士は、幕内入り後の目標の一つだった三役昇進を果たし、名古屋場所で新小結として初めて土俵に上がりました。
三役での勝ち越し、そして優勝を目指したいと意気込みを語り、
同じ伊勢ヶ濱部屋の尊富士の存在も大きかったと話していました。
若ノ勝が3連勝
新入幕から勢いそのままに3連勝。
相手にまわしを与えず、一気に押し切る力強い相撲が光りました。
地元・藤凌駕が朝乃山を撃破
IGアリーナは大歓声。
朝乃山を破り2勝1敗とし、地元ファンを大いに沸かせました。
琴栄峰が若元春を撃破
毎場所見せる美しい四股も魅力ですが、相撲内容も着実に成長。
解説者も今後の飛躍に期待を寄せていました。
高安が3連勝
藤青雲との一番では物言いが付きましたが、髷は引いていないと判断され軍配通り。
悲願の初優勝へ向け、好スタートとなりました。
幕内後半戦は横綱・大関に明暗

琴勝峰が3連勝
小結・義ノ富士を押し出して3連勝。
立ち合いから前へ出る圧力が素晴らしく、昨年の名古屋場所優勝に続く活躍も期待されます。
熱海富士も3連勝
関脇同士の熱海富士と王鵬の対戦には、なんと懸賞45本が懸けられました。注目度の高さがうかがえる一番です。結果は熱海富士の勝利で3連勝。場所を重ねるごとに成長している姿を見せており、今場所の活躍にも期待が高まります。
堂々と勝ち切り、場所ごとに成長を感じさせる内容でした。
安青錦が復調
拍乃富士との一番を制して3連勝。
低い立ち合いから左を差す、本来の安青錦らしい相撲が戻ってきた印象です。
琴櫻は痛い黒星
立ち合いから動きが硬く見えた琴櫻は、土俵際で美ノ海に回り込まれ、
そのまま寄り切られて敗れました。
カド番脱出へ不安が残る内容でした。
大の里が待望の初白星
休場明けの大の里が、今年初場所以来となる白星を挙げました。
この一勝が今後の自信につながりそうです。
館内には「大の里」の横断幕が数多く掲げられ、大声援に応えるような力強い相撲でした。
取組後には安堵した表情も見られ、解説者も「内容を伴った価値ある白星」と評価していました。
結びの一番は藤ノ川が大金星
豊昇龍に挑んだ藤ノ川が、まさかの勝利。
藤ノ川は前日に大の里、そして三日目には豊昇龍を破る快進撃を見せました。
藤ノ川は取組後、
「思い切り当たれて動きも良かった。ずっと夢だったので本当にうれしい。」
と喜びを語っていました。
さらに、
- 横綱との対戦では、不戦勝を含めて4連勝
- 前日は大の里も撃破
- 昭和以降3人目となる快記録
という偉業まで達成。
本人は記録を知らなかったそうですが、小兵とは思えない力強い相撲に驚かされました。
上位陣を脅かす若手実力者として、今後の活躍に期待したい力士です。
まとめ
名古屋場所三日目は、若手力士の勢いが際立つ一日となりました。
大の里は待望の初白星を挙げて巻き返しへ期待が高まる一方、豊昇龍はまさかの三日目敗北となりました。
また、十両では翠富士や寿之富士、幕内では若ノ勝や熱海富士など、将来が楽しみな力士たちの活躍も目立ちました。
四日目以降も優勝争いだけでなく、若手力士の成長から目が離せません。
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